コーチの探し方-コーチングを受けたい方へ

昨今、個人でも企業でもコーチングのプロコーチと契約して、自己実現や課題解決のサポートとして活用しているケースが増えています。

ただ、コーチングに興味があってもコーチの探し方がわからなかったり、

そもそも何を基準に自分にあったコーチを決めればいいのかわからないという声を多く聞きます。

 

<Index>

そもそもコーチングとは?

コーチングの効果は?

コーチを決めるまでの流れ

条件(金額、時間・回数)

対面かオンラインか、

相性を確認する基準(コーチのタイプ)

コーチのスキル(資格)

 

 

そもそもコーチングとは?

仕事・プライベートを問わず、私たちの身の回りには知識だけで解決できない「課題」があります。あなた自身がその答えを見つけ、考え方や行動を変える必要があるケースです。一人で考えるには限界があり、さらに行動し続けることは至難の技。そんな時、クリエイティブな対話によって解決を支援するのがコーチング、それを提供するパートナーがコーチです。アメリカでは、エグゼクティブ層のビジネスパーソンの70%がコーチと契約してコーチングを受け、日本でも個人または法人契約でコーチングを受ける人が増えてきました。

 

 

コーチングの効果は?

コーチングの特徴として、「あなたが直面している問題の答えは、あなた自身の中にある」という基本スタンスがあります。自分一人で問題に向き合っているときは特定の枠組み(物の見方)に偏っていることが多くあります。コーチングの対話では、「評価・判断のない安全な場」でコーチが「あなた自身に焦点」を当て続けます。それにより「本当は何が問題なのか」「自分は本当はどうしたいのか」が明らかになり、自発的な行動変容によって解決につながります。その過程で意識レベル(視座)も高まり、人としての幅の広さ/器の大きさにも変化が起きます。 

 

コーチを決めるまでの流れ

一般的にはこの様な流れでコーチを決めます。

 

ーーーーーー

1.候補を挙げる

2.お試しの体験コーチングを受ける

3.条件と相性を確認し、契約するか/しないかを決める

ーーーーーー

では1つずつ見ていきましょう。

 

1.候補を挙げる

知人からの紹介か、インターネットで「コーチング 受けたい」「コーチング 無料お試し」

で検索すると、プロコーチのサイトやコーチの検索サービスがヒットします。

ピンときたコーチを候補に挙げましょう。

 

2.お試しの体験コーチングを受ける

多くのプロコーチが、お試しの体験コーチングを受け付けています。

(無料〜数千円)

あなたが真剣にコーチを探しているのなら、遠慮なく申込みましょう。

受けてみて「合わない」と感じたら契約する必要はありません。

 

3.条件と相性を確認し、契約するか/しないかを決める

下記の内容を参考にして数名の候補を挙げてみましょう。

 

 

条件(金額・時間・回数)

コーチによりますが、相場はこの様になっています。

・金額:1回1万円〜3万円(個人の場合)

・時間:1回40分〜60分

・回数:月2〜3回、3ヶ月か6ヶ月〜

コーチングは、話してスッキリすることが目的ではありません。

コーチングでの気づきを、次のコーチングまでに日常生活で実践し、

振り返り、また実践するサイクルが本質的な変化につながります。

そのために、単発ではなく継続的に受けることが一般的となっています。

 

 

対面かオンラインか

コーチにより対面のみ、オンライン(zoom,skype)のみ、

両方OKなど異なります。

お試しコーチングで確認すると良いでしょう。

対面の場合はどこで行うのかも重要です。

会議室などのプライベート空間か、喫茶店など公共の場なのか確認しましょう。

一般的に、「初回は対面」「2回目以降はオンライン」というケースが多い様です。

オンラインでも映像を写せば対面と同じ様に出来ることと、映像がなくても音だけで行うことで逆に神経を集中して密度の濃いコーチングを受けることができます。

 

 

相性を確認する基準(コーチのタイプ)

色々な考え方がありますが、この2つの観点で見ることをお勧めします。

 

1.左脳右脳バランス:

「ロジカル型」 or 「ロジカル&直感のバランス型」

 

ロジカル型はコンサルやアドバイザーに近い印象です。

ロジカル&直感のバランス型は、左脳だけでなく右脳にも働きかけ、クリエイティブで人間味のあるコーチングになります。

 

 

2.テンポ:

「卓球型」or「テニス型」

会話のテンポが早いか、ゆっくりかということです。

元々の会話スピードとの相性もありますので、感覚的な基準です。

 

コーチのスキル(資格)

あなたが本気で良いコーチングを受けようと考えているなら、プロコーチ資格を持ったコーチを選びましょう。

資格には、CPCC(CTI認定)やPCC(国際コーチ連盟認定)等があります。

これらの資格を持ったコーチなら、一定のスキルが保証されています。

いかがでしたでしょうか。

ぜひ参考にして、あなたに合うコーチを見つけていただければと思います。

 

佐藤春幸 コーチ プロコーチ コーチングとは 目的 効果 意味 お試し ビジネスコーチング ライフコーチング メンターコーチング エグゼクティブコーチング

著者プロフィール

佐藤 春幸(さとう はるゆき)

プロコーチと人事のパラレルキャリア。コーチング・組織開発など、変化の渦中にある人と企業を支援。

米国CTI認定CPCC(プロフェッショナル・コーチ)